かもめブックスの名前には、こんな意味があります

今日の神楽坂は曇天でしたが、かもめブックス準備室は
ティザーサイトの公開にたくさんのご声援を頂いて、
嬉しい気持ちで心晴れ晴れしております。
みなさん、新しい本屋を楽しみにして下さって有り難うございます!

さてさて今日は、どうして本屋の名前が
「 かもめブックス 」
になったのかを、お話させて頂けたらなと思います。


簡単に言ってしまえば、かもめブックスを運営するのが
株式会社来堂(おうらいどう)なので、そこから
(かもめ)の字をもらった……

という事なのですが、鴎来堂の社名の由来がこれまた
自分たちで言うのも照れるのですが、ステキなのですよ〜!

鴎来堂のサイトのトップページでは、こうご説明しています。
テキストで改めてご紹介させて頂きますね。

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鴎来堂という社名は俳人・三橋敏雄氏の
「かもめ来よ 天金の書をひらくたび」
という句からとったものです。

「天金の書」とは小口に金飾を施した本のことで、
「かもめ」は開いた本のかたちを海の上を飛ぶ鴎に見立てたもの。
特別な本を開くときの高揚が伝わってきます。

氏はこの句を十代の若さで詠んだそうです。
すべての人に特別な本との出会いがあり、
それを開くときに若々しい期待と高揚があるはず。

「この本はきっと誰かの天金の書」
鴎来堂はそう信じて一冊一冊と向きあっています。


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「天金の書」について少しご説明しますね。
本の中には切断面に金飾が施された本があります。


また、「天」「小口」とはこの部分のことを指しています。
※本来は、「天」「地(天に対しての底の面です)」「前小口」
の3辺の総称を「小口」と呼びますが、現在では
「小口」といえば前小口のことだと理解されています。

「天金の書」というのは、この「天」の部分に金飾された本のことを
指していますが、なぜ金飾するかというと元々はほこりよけのためでした。

洋式製本の行程で登場した技法で、ほこりが積もることで、
ほこりが持つ静電気により紙が焼ける(ほこり焼けする)ことを
防ぐ目的があります。


昔の人にも、大切な本を綺麗なまま保管したいという気持ちが
あったんですね〜!私たちとおなじ!

つまり金飾は大切な本を大事にしたいという気持ちの表れで、
「天金の書」というのは特別な本のことを差すと言えるかと思います。

そんな特別な本を開くときは、
ドキドキわくわく!
高まった気持ちでページを開くと……




おや!?何かのカタチに見えませんか……?
そう!

か も め


開いた本のカタチは、
海の上を飛ぶ鴎(かもめ)に見えませんか?


かもめブックスという名前は、

心躍らせる本(かもめ)との

出会いが多く待つ本屋(海)


であって欲しい。
そんな想いを込めて、名付けました!

本を愛するたくさんの人が、かもめブックスで
たくさんの本に出会って「どんな本だろう?」
とページを開いてくださったら、
店内にはたくさんのかもめが飛ぶことになります。
それが、楽しみなのです!


そんな意味が込められた「かもめブックス」の名前。
どうぞ可愛がって下さいね。


そしてここまで記事を書いてから気がついてしまったのですが……
お恥ずかしい事に……
ボタンがとまっていない!!!!!

本も大事だけど、身だしなみも大事だと痛感!
皆さんも本に夢中になりすぎて珍事を起こさないように
お気を付けくださいね……。

最後になりましたが、このすてきな天金の書は

『シャネル、革命の秘密』
リサ・チェイニー 著
中野香織 監訳


ディスカヴァー・トゥエンティワンさん
http://www.d21.co.jp/
の御本です。


(黒と金のコントラストが大変上品ですてきなのですが、
写真が下手でうまく色がお伝えできず申し訳ありません〜!)
 
「この本も、きっと誰かの天金の書!」
 


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